振り替えってみて引っ越しで一番大変だったことは、車の運転です。
普段の私は湘南エリアのうちの極一部のみ運転しています。高速道路の方が人の飛び出しなどがなく楽というのは分かるのですが、「道を間違えたらどうしよう」「あのスピードでぶつかったら死んじゃう」「合流とか車線変更とか怖い」「神奈川県内で運転してる私が長野まで一人で大丈夫?」そんなことを考えて緊張しました。
引っ越し先まで車2台で向かいます。
薄情といいますか、自分の命の安全を考えた娘は夫の車に乗ると言っていました。
結果として荷物が多過ぎて夫の車には乗れず、私の運転する車の助手席に娘は座りました。夫の車には引っ越し先で使うバイクや自転車も乗せました。
私の運転する車(姑の車。長野についたらお友達Aさんにあげる車)にはナビがついているので、道は間違えないだろうと安心材料になっていたのですが、なんと夫が言いました。
「その車 古いから圏央道(ナビに)入ってないよ」
はい〜っ???
なんだって???
仕方ない……グーグルのナビで走るしかない。
途中で電波が途切れたときに困らないように予めダウンロードしました。
紙にもどこでどちらに行くかメモしたり……私にとっては高速道路に乗るのは一大事なのです。
前日は緊張で眠れないけど眠らないと事故になりそうなので、頑張って眠り、お守りがわりに「トメルミン」という眠くならない薬をポケットに入れました。
早朝、ガソリンスタンドで夫と会話。
夫「先に行ってください」
私「えっ? 見られてると思うと無駄に緊張しそうでイヤだ」
夫「自分が先だとどんどん離れて行って、対処できないよ」
仕方ない私が先を行くか……。
いきなり市内で道を間違える。
圏央道に入る気満々で一本手前の道に入り、高いガソリンを無駄に燃やした。
よく知っているエリアなので落ち着いてもう一周。(^_^;)
圏央道にのると夫と娘が電話で話し始めた。
娘「私の電話だめだわ。すぐ電池なくなるし。ママの電話貸して」
私「私の電話貸したら ナビがないじゃん?」
娘「私がナビするから」
とお守りがわりの電話を奪われる。
夫が何やら電話で娘にアドバイスをしてくる。
いちいちうるさいと思いながらも、安心感はありました。
私が箱根駅伝の選手、夫が後方の車から声をかける監督みたいに感じました。
山梨県あたりでは「ママ 雲海が綺麗だよ 見てごらん」なんて娘から言われましたが、「はい きれいですね。」と言っただけで、運転に集中しておりました。
「休憩しないの?」
「しません。 したら本線に戻るとき怖いから」と答えて休憩なしで長野まで運転してしまいました。
本当に苦手なことをすると疲れますね。
お片付けを依頼してくださるお客様は苦手なことなのに、頑張ろうという気持ちがある方であり、全員、申し込むというアクションを起こした方。本当に皆さん素晴らしいなあと尊敬の念を抱きながら運転しました。
車に荷物を積んだのも下ろしたのも娘。
到着後 私が掃除をしている間に娘と夫が車から荷物を運び、
私が仕事の事務連絡をしている間に服や靴は収納されていました。
ベッドも組み立て完了していました。
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掃除用具やトイレットペーパー、ゴミ袋、ハサミはすぐに出せるようにしておくとよいですね。
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午前中で持ってきたものの収納はほぼ終わり、午後はリサイクルショップやニトリに行きました。
一日って結構長い。
夜はスーパー「デリシア」に初めて入りました。(長野ではよく見かけるスーパーマーケットです)
テンホウの餃子を食べてみたかったのですが、まだガスコンロがなくて食べられません。
長野に来てガス代が高いことを知り、急遽ティファールの湯沸かしポットを買ったので、一日目の夜ご飯は私はカップラーメンにしました。
ざわつく金曜日?で見たことのあるラーメン。
美味しかったです。
一日で引っ越しはほぼ終わりました。
開けない段ボールを何年も置いたままということにはなりません。
必要な物だけを持ってきました。
Tシャツも本も一つ一つ娘が選別しているものだけを持ってきました。
要らないものは処分してから来ました。
不要なものを運ぶゆとりはありません。
引っ越し二日目はニトリで買ったものを組み立てたり、リサイクルショップで買ったテーブルや椅子を綺麗に拭いたりします。レンタルする家電も届く予定です。