本田宗一郎さんの口癖だった言葉
「何事もランディングが大切だ」
本田宗一郎さんが目指したのは「カッコいい着地」。
ランディング(着地)を見据えていないと、いい仕事、いい生き方はできないと考えていたそうです。
(ポプラ社 この人を見よ 歴史をつくった人びと伝 本田宗一郎 p109 より引用)
「お片付け」も同じことが言えます。
物を捨てていけばいつの日か片付くと思っている人が多いですが、捨てても捨てても片付かない。自分にとっての必要最低限まで減らしたのにスッキリしないのであれば、捨てる量の問題ではなく着地を見据えていないからです。
私たちお片付けのプロは最初に「着地」をご依頼者様と一緒に考えて決めます。
私達は着地を見据えてお片付けをするので、寄せるだけの片付けは致しません。
寄せられた物が集められただけの場所、そこから何かを取り出すのは大変です。
一部屋見違えるようにキレイになっても、寄せられた物が集められた部屋はどうでしょう?
そこからまたリバウンドすることでしょう。
だからこそ「おうち丸ごとお片付け」に意味があり、推奨しているのです。
キッチンでの吊り下げ収納も致しません。
着衣着火のリスクや掃除の大変さも考えています。
とりあえずBOXも作りません。
忘れ去られてもったいないことになるのが分かるので。捨てるのを迷って保管したい物があれば分類して保管します。
洗面所に下着を置かないこと、リビングに学習机を置かないこと、全て着地を見据えているからこその片付け方法です。
どこのお宅も片付けられるのは
着地を見据えているからです。
お片付け、頑張ってもなかなかうまく行かないときは、頼ってくださいませ。
着地を相談して決めましょう。
まずそこからです。
今日も ここまで読んでくださりありがとうございました。