棚は空間フル活用が難しい。
ついつい棚を作る義父。
(片付け途中で撮影したため、私が追加で置いた掃除道具等も含まれています)
これはリモコンを置くための棚?
私が緑の蛍光ペンで塗ったところの空間、もったいないわ。
棚は猫の毛もかかるし、床面積が狭くなるし、これが無くてもしまう場所あるし……
ということで、さよならしました。。
これね、義父が入院してなかったら、きっと困難だったはず。
自分の作品≒自分(のプライド?) みたいなところがあるから。
「自分でやるからいいよ」と言って、手伝わせてくれる訳がない。
だけど「自分でできる範囲を超えている」のが私には分かる。
自分で片付けようとしてすることが、棚を作ったり、段ボール箱に入れて積むことだったり……片付けを学ぼうとしていない義父が、この物量で、病んだ身体の状態で自分で片付けられるわけがないのですよ。
今回、手を付けられたのは義母が「この機会にやる! やらなければ!」と切実に感じたから。
やる気スイッチオンが作動しやすい時とは?
なぜ義母がそう感じたかと言うと、義父は今後、訪問看護や訪問介護の人にお世話になりそうと義母が想像したから。
訪ねて来たスタッフさんに嫌な思いをさせたくない。申し訳なさすぎる。
八方塞がりな部屋で介護なんてできない。
メインの介護者は妻である自分になりそうだけど、義母はハウスダストアレルギーなので今の義父の部屋には入れない、入りたくない。
義母もこれから手術をする身で、いつどうなるかわからない。
「そう考えると今やるしかないから、お父さんが入院している間に片付けるからね! 大事そうな写真や書類は触らないけど、ゴミみたいのは捨てるからね! 」と宣言を義母から義父にしたのでした。
ということで私が片付けていると、最初は「もーいいよ フミちゃん。後は自分でやらせればいいわ。ベッドの配置を変えてくれただけで十分感謝」なんて義母は言っていましたが、義母も参戦するうちにどんどん変わりました。(笑)
「こんなに(ひどい)とは思わなかった」
と義母連発。
私はこんなだと思っていましたよ。(笑)
ホコリの凄さに、今までは「これは取っておいてあげよう」だったのが「全く〜 、もう捨てちゃえ、要らない要らない。」に変わっていきました。
病院で義父と面会し「また汚くしたら、別々で暮らそう」とまで話したようです。
義母も今まで無視していたことを、自分も悪いと私に話していました。
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介護が迫ってきたときは、片付けチャンスになりやすいです。
掃除をすると、物が出ていることは掃除が面倒だと感じられて片付けやる気が出ます。
部屋の主より、家族のうちで最も本気になりやすい人が本気になると、家族皆が影響を受けて行動にうつしだせるかもしれません。
このブログをここまで読んでくださった貴方が一番本気になりやすいかも?
ここまで読んでくださりありがとうございます。!(^^)!