年末年始、ご実家に帰られた方が多いのではないでしょうか?
以前より散らかってきたと思うこともあるかと思います。
高齢になると視力が落ちたり、体力が落ちたり、膝が痛かったり、億劫になったり……なかなか以前と同じように体が動かなくなります。
自然なこと……。
松本明子さんはご実家の片付けで苦労されたそうです。
体験談は説得力があります。
上記リンク先より引用。
松本さんが処分に困ったものベスト5
5位「アイドル時代の衣装」
4位 「母が漬けた梅酒」
3位は「陸軍大佐だった祖父の遺品のサーベル」
2位は「母親が書いた『殴りたい帳』」
1位は「父親のアダルト本、約1000冊。」
4位はご依頼者宅でよく見ますね~。実家から引き取ってきましたと……。
大抵その場合、梅酒のみならず「梅干し」もあることが多いです。
荷物整理に200万円、ゴミ処理には70万円かかったようです。
松本さんは自分の目で一つ一つ見たかったので、東京-高松間 車で片道約10時間を7往復されたそうです。
思い出が捨てられず、片付けが全然進まない。
たとえば本は古本屋に持っていったり(売れなかった)、着物は着物をもらってくれる人を探したり、過酷なお片付けだったようです。
松本さんに限らず、実家の片付けや遺品整理は大変です。
誰でもあの世に物を持っていけないので、いつかは誰かが処分しなければなりません。
両親がどのようなものを持っていたのか一つ一つ確認するには膨大な時間、お金、労力がかかります。
業者に頼まなくても、交通費、宿泊代、大型ごみ処分代等お金はかかります。
生きている間は物が必要なので物がなくては生活できません。
ミニマリストになる必要もありません。
ただ、物が多ければ多いほど、遺族が一つ一つ確認する労力がかかります。
子どもに苦労させたくなかったら、なるべく必要なものだけにして身軽になっていてあげたいと思いませんか?
子どものことを思って行動するなら、お墓購入よりも「お片付け」と私は思います。