叔母は「NOと言えない?言わない?日本人」のため、
先日、詐欺に遭うところでした。
訪問してきた業者は、叔母が依頼をしていないのに勝手に外のパイプを掃除し、
掃除代を請求しました。
依頼していなくても、「やってもらったことに対しては代金を払わないといけない」と叔母は思い込んでいるようで、言われるがままに記入をしてしまったようです。
印鑑も押していました。
このことにヘルパーさんが気づいてくださりました。
ヘルパーさんをはじめ、社会福祉協議会の方、包括支援センターの方、ケアマネージャーさん、消費生活センターの方、警察が連携してくださり、
クーリングオフの手続きから、業者への連絡、見回り、念のため集金予定日に私と一緒に叔母の家にいてくださったり、スピーディーに対応してくださり本当にお世話になりました。
もう感謝しかありません。
本当にラッキー。
ヘルパーさんが連絡してくださらなかったら、叔母はお金を払っていたことでしょう。
お金だけではなく危ない目に遭っていたかもしれないです。
調べたところ、その業者は会社として登録されていないことが分かりました。
警察が集金予定時刻の頃、叔母に電話をくれました。
叔母は「警察」=「大事件」というイメージがあるようで、電話を切ったあと驚き、
震えていました。「本当にこんなことがあるんだね。怖いね~。」と…。
今まで散々同じ内容を話していたのに、「警察」からの電話でやっと危機感を持った様子。
身体が震えるほどインパクトがあったから、これからは確認せずにドアを開けないかな?…知らない人にはドアを開けないかな?とチラリと思ったのですが学んでいませんでした。
まず、うろ覚えの近所の方がいらしてドアを開けていたようです。
(認知症の叔母は、おそらく近所の方のお顔やお名前を覚えていなくて、話していくうちに近所の人と分かったようです)
私は叔母の家に物が増えていると気が付きました。大きな紙袋が3袋、窓辺に有ったのです。
「おばちゃん 何これ?」
「あ それね。 近所の家の方の家族が亡くなったみたいで、「これ良かったら使う?」ってくれたの。」
「どれどれ、見せて。…… おばちゃん これ 汚れてるじゃん!」
長いこと使われていなくて汚れている感じ…。
年季の入ったしゃもじ。
3ついただいたバッグの中で叔母が使うと言ったものは1つだけ。
きっと良かれと思って声をかけてくださったのでしょうけど、
せめて汚れをチェックしてからにしてほしかったです。見えなかったのかな…。
内心「叔母の家はゴミ箱じゃないんですけど…」と一瞬?思いました。
NOを言わない叔母がいけないのでしょうが、
気になってしまう私が家に持ち帰り、処分を手伝うことになります。(_ _。)・・・シュン
燃えないゴミの日に透明の袋に入れてゴミを出すのがルールなのですが、下さった方と同じゴミ捨て場なのだから叔母はきっと捨てにくいですしね。
毎日捨てられるマンションと違い、燃えないゴミの日は月に2回しかありません…。
「セールス・不用品お断り」というステッカーを作りたい気分です。
作りませんが!。(^^)
これからテレビドアホン取り付け、迷惑電話防止の電話導入検討、成年後見制度導入検討、忙しくなりそうです。勉強になります。