台風が上陸した日のことを書きます。
今回は朝の六時から警報(レベル4)のアラーム…。
いつもと何か違う…。
どこか嫌な予感…がしていました。
茅ヶ崎市のみならず 寒川町や神奈川県からも頻繁に警報が届きました。
私は「できれば避難したくないな~~」と気が乗らないながらも、しぶしぶ少しずつ必要そうな物を集めていました。
(防災グッズは防災グッズでまとめてありますが、ろうそくなどは避難所に持って行かないので ピックアップしていました。)
ちなみにこの水は4リットル。重すぎですのでやめました。
水筒に入れたり、500mlのペットボトルにしたり、小分けにして各自が持つようにしたほうがいいですね。水筒ならば保温もできます。
写真には ヘッドライト ライト(兼 充電器) 笛 ラジオ 手回しラジオ兼ライト兼アラーム 防寒シート お菓子とバナナが映っています。
この後も食品、歯ブラシ タオル カッパ等が増えましたが 写真を撮り忘れました。
(気持ちにゆとりがなかったのかも…。)避難所(学校)には、熱湯や電子レンジがないのでカップ麺やレンジで温めるご飯は不向きです。
(カップ麺は 時間をかければ水でも戻るという記事を見たことはありますが…)
このライトは明るいだけではなくスマホの充電もできます。
「できれば避難したくないな~」と気が乗らなかった理由
(ひとりで こんなことを考えていました。💦)
相模川が氾濫しそうな時の安全な避難所(浸水しない避難所)が遠い。
私にとっては晴れていても歩きたくない距離
お腹が空いても 自分が持ちこんだ食糧しかない
床にごろごろするのも疲れそう
近くの避難所はすぐに行けるけれど、その避難所が浸水することは分かっている。
大洪水が起きれば我が家と同じく0.5m~3mくらい浸かるとされている。
建物の高さがある分 命は守られるだろうけれど 浸水した場合しばらく外に出られないかもしれない。その場合を想定すると食糧を多めに持っていかないといけない。
近くの避難所に避難する場合、自分の車が水没するのを覚悟しないといけない。
浸水が3m以下ならば我が家でも二階で過ごせそう。自分の家で垂直避難の方がよほど食糧がある。けれども家自体が木造で壊れる可能性もある。
車水没嫌だなあ…。
そんなこと言ってる場合じゃないよな~ 命が一番大事…
さて どこに避難しよう
ホテルもいいかも。若干車の浸水リスクが減るだけだけど…
少なくとも学校の教室や体育館よりは快適。
友達の家は高い場所にあって浸水しないんだよな…。
等とあれこれ短時間のうちに考えていたらテレパシーが通じたのか
ちょうど友達からメッセージ 「うちに泊まっていいよ」
よし 決定!
即決で「お世話になります」とお返事。これで車水没も免れる。
市内は全然冠水していない。車が横転しそうな風も吹いていない。
そして私は指揮官になりました。
「子どもたちよ!避難先としてAさん宅に泊まることにしました。緊急放流までまだ時間があるからシャワーを浴びて!着替えとカッパと歯ブラシ、タオルをリュックに入れておくように!それと長女は保険証も!」と指示し
私は二階のクローゼットの枕棚に収納していた季節外の布団をケースごと二階の学習机や電子ピアノの上に乗せ、枕棚には夫のカメラや持っていくのには邪魔な書類、パソコン関係の物等を収めました。ちなみにノートパソコンはリュックに入れて持っていくことにしました。
そして全ての排水口に水嚢で汚水が逆流してこないようにフタをしました。
続く…