楽になる片付け

自分を大切にするためのお片付け、手伝います。

愛する物たちの卒業式

パソコンの調子が悪くなったことがきっかけで、更新が久しぶりになってしまいました。

やっとパソコン買いました。

初thinkpad.

ここから、なるべく更新を増やしていきたいです。

 

更新があいていますが、お片付けのお仕事はしていましたよ。

そのうちの一件、Oさんがブログ掲載許可をくださったのでご紹介させていただきます。

 

お洋服への愛

Oさんは大変おしゃれな方でして、お洋服をたくさんお持ちです。

自室のクローゼットに入りきらない分のお洋服(オフシーズンのお洋服)は別のお部屋の収納箇所にあります。

 

それら全てのお洋服をお部屋に出して、Oさんは一着一着すべて見直しました。

その数、何枚でしょう……。数えていませんが、フィッツケース16個分です。

 

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一枚一枚クリーニングに出され、大切にビニールに包まれて保管されていたこと、

一着一着お洋服の特徴、着心地やエピソードを全て記憶されていて、今までずっと

お洋服を大切に思ってこられたことを犇々と感じました。

 

私がクリーニングの袋を取り払ったり、取捨選択のお手伝いをさせていただいている間、Oさんが要ると判断されたものを大石アドバイザーがどんどんきれいに収納してくださりました。収納箇所や収納用品のお掃除もサササと。

 


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写真からも、キレイな空気感が伝わりますか?

ひとつケースが飛び出ていますが、あえてです。(^^♪

取り出しやすいように。
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この日はこちらのお洋服だけではなく、Oさんのお部屋にあった靴下もチェックできました。

 

事前にお電話で打ち合わせをしていた感じですと、お洋服は大好きだからあまり減らないかな?なんて、ちょっぴり思いながら伺ったのですが、結構処分されていました。

 

Oさんのご感想

 

翌日Oさんとラインでお話したところ、

今まで楽しませてくれた五月人形や活躍してくれた洋服たちも、時が過ぎていくうちに使命を全うして最後を迎えたんだな……私や家族と一緒に時を刻んでくれたと思うと、さよならしたモノたちに感謝です、モノたちの卒業式だと感慨深い思いです。

切り札のように要らないから捨てるのではなく、愛着があるからこそ、ずっと悩んでこの時を迎え、大関さんたちの支えで捨てる勇気が一瞬に湧いたような気がします。

 

と伝えてくださりました。

 

私はモノたちの卒業式に立ち会わせていただけたことを

今でも光栄に感じております。

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相反する欲求との向き合い方

いつも課題を持ちながら生きています。

片付けアドバイザーの大関文子です。

 

相反する欲求にどう向き合うか

私が抱えている課題のうちの一つ

「相反する欲求にどう向き合うか」のヒントを美容室の担当イケメンお兄さんからいただくことができました。

 

皆さんも相反する欲求で困ることはありますか?

 

例えば、「痩せてかっこよくなったり、健康診断結果を良くしたいけど好きなだけ食べたい

片付けてスッキリしたいけど、物を捨てたくない

 

私は美容室で恥ずかしながら我儘な欲求をお兄さんにそのまま伝えました。

「真夏は後ろで結いた方が涼しいと思っているので髪を伸ばしたい。でも、もう我慢できなくてショートカットにバッサリ切ってしまいたいという感情もたまに出てくる。結べない今が非常に辛い。」

 

そんなこと言われても困りますよね、お兄さん。

 

お兄さんは答えてくれました。

「気持ちはわかる」と経験談をもとにまず共感してくれました。

お兄さんは私と同じような状況をどう乗り越えたか教えてくれました。

「そういう時は、シャンプーを変えたり、パーマをかけたり、カラーリングしたり、性能の良いドライヤーに変えたりしていましたよ。ドライヤーを変えたのは、自分にはとてもよかった。髪を乾かすのが楽しくなったからと。」

 

鍵は変化だ!

お兄さん深イイ話です!

やはり変化がないとダメですね!

楽しめるようにするには変化ですね

 

ということで私は二十年ぶりくらいに部分的にパーマをかけました。

楽しくて衝動的になって切らずに伸ばせそうです。^_^

 

片付けも変化が大事だ

それと同じで、片付けもやはり「変化」が必要ですね。

家具配置を替えてみるとかクッションカバーを替えてみるとか、変化を楽しむことでスッキリしてくるかもしれませんね。(^_-)

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

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借りている物

先日、お片付け現場で「こちらの漫画はどなたの物ですか?」
とお聞きしたところ、
「それ 友達のなんです」
「昔借りたのですが、連絡が取れなくなってしまって返したくても返せないのです」
「引っ越す前に借りたものだから、道端でバッタリお会いすることもない」

借りたものだから捨てられないし、
あーー どうしよう! となりました。

他にもやることは沢山ありますので、考えることも後回しにしました。(^^)

貴方は借りっぱなしのものありますか?

私はありそうです。
義母がおかずをくれた保存容器。
もう我が家の物になっている感じかも((^_^;)。

近所に住んでいるので、いつでも返せると思ったまま……。

義母以外から借りたままのものはないはずですが……

連絡のとれるうちにお返しした方がいいですね。

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現場レポート

前回、数年前に伺った時は「一つも捨てたくないけどリサイクルに出すなら、この部屋からなくしてもよい」というスタンスだったO君。

中学生になっていました。

「リサイクルって嘘なんだよ。

本当は燃やしてるんだ。」と話してくれました。

 

確かに西アフリカで売れなかったら、そこら辺の地面に捨てられ、衣類が海に流れてしまっている映像等を私も見たことがあります。

視野、広がりましたね。(^^)

「紙なんかはリサイクルされてそうじゃない?」

「燃やされているとしても、いつかは誰かが処分することになる。早いか遅いか。キレイに過ごしたいなら今がいいよね?」

なんて話ながら開始しました。(^^)

 

Oくんの素晴らしいところ

その1 空気の淀みなどに敏感

 

その2 最初に取り組まなければならない全体量を把握する

 

その3 勉強を沢山してきたし、これからもする気満々

    「受験が終わったら、どっさり捨てている友達が何人かいたけれど、僕は全然捨てたいと思わない。」o君

その4 人の話に耳を傾けられる

    

その5 自分の頭で考えられる

 

その6  自分は自分。皆は皆でよいと思っている。

 

その7 ノーを言える

 

その8 分類好き

 

その9 記憶力がよい

 

その10 言葉遣いが丁寧

 

その11 素直

 

その12 いろんな角度から考えられる

 

その13 口を動かしながら手や目も動かせる。話しながら作業できる。

 

その14 効率的な作業方法を考えている。

    (「もう小学校4年生以下の教科書と問題集は要らないです」と途中から発案されました。)

 

まだまだ書けそうですが、1日一緒に片付けただけで 

良いところ沢山見つけられます。

 

皆は皆、自分は自分でよいというスタンス

素晴らしいです。

きっと、ご家族が彼の話をよく肯定的に聴いているからなのでしょう。

親だからといって自分達の思い通りにコントロールしようとしてこなかったから。

安心して彼が意見を言える温かい家庭だから、

なんだろうな。

 

私との会話の中でこんな言葉も出ました。

O君「そうとは限らない。」

私「SOURCEはどこ?」

「sourceって何?」なんて聞き返されませんでした。

我が娘なら、その単語を知らなさそう。

情報を鵜呑みにせず、普段から自分の頭でしっかり考えているように見受けられました。考えてみれば、

自分の意見を持ちつつ、他人の意見にも耳を傾けられるからこそ

片付けを今までも今回も進めることができるのでしょう。

 

絶対と決めつけないO君

アイスの棒が出てきて「これ捨てていい?」と大石アドバイザー

あたり🎯と棒に書かれていないか確認するOくん。

「誰だ?食べたの、」

「チョコだから妹だな。」

 

「Oくんはチョコのアイスはあまり食べないだけで、食べることもあるんでしょ?」

「Oくんが捨て忘れたゴミかもよ!」 と私。

Oくん、「確かに自分かもしれない」と思っていて微笑んでいるように見えました。

素直でかわいい(笑)

「絶対はない」と、きっと分かっていますね。

 

I(アイ)メッセージ 掛ける2

「ご両親としては小学生時の問題集などはもう不要とお考えですか?」と私がO君の前でご両親にお尋ねしたところ、ご両親は、

「むしろ小学校のときの問題集などは全て処分して、我々は君に新たな一歩をふみだしてもらいたいと願っている。✨✨」

と仰っいました。

 

か、か、カッコいい。

 

我々だか、私達だか忘れましたが、夫婦の意見が完全に一致していてカッコいい!

 

夫婦で意見が違うと子どもは戸惑うこともありますからね。

 

私(英語でIアイ)はこう思う、という伝え方をよくアイメッセージといいますが、Iが2つで強力な愛メッセージとして響きましたわ、私に(^o^)。

O君もウィー(we)と了解した風に見えました。

自分は自分の決定をするけど、お父さんとお母さんはそう思ってるんだね、ウィー(了解)という表情に見えました。

 

選別し、収納後に掃除機をかけるO君。

「問題出して当たったらこれ捨てるわあ」

私、もちろん正解でしたよ!((笑)

「ちょっと待って、俺こんなにポケモンパン食べたってこと?((笑)」

O君と会話をしながらのお片付け(口を動かしつつ手も動かせています)とても楽しい。 数年前と比べて、やはり賢くなってるなあ~、色々なこと知っているんだなあと感心の連続でした。

 

今回も私はご子息担当でしたが、ご子女とも昼休みに沢山お話できて楽しかったです。

お手紙ももらって大切にしています。

 

節目に声をかけていただけて、この上なく幸せです。ありがたや。

またいつの日かお会い出来たら嬉しいな。

健康体のまま長生きできるよう、がんばりたい。!(^^)!

 

完璧主義と片付けの関係

完璧な人なんてどこにもいない。

そもそも何が完璧なのかも分からない。

だから完璧なんてない。

勝手に自分で完璧のイメージを作るのはよいけれど、

そういうタイプの人は、自分や他人にすごく厳しかったりしていませんか?

自分が思い描く完璧を家族にも求めてしまっていませんか。

細部にこだわり過ぎて、もっと大事なことを見失ってはいませんか?

 

大事なことは何かって?

 

例えば、ちょっとしたことで、家族と笑いあうこと。

 

今、この瞬間、同じ場所で同じ時を共有できていて幸せだな~、有り難いな、楽しいな、

と感じること。

感じられること。

 

そちらに重きを置いてみると、あまり細かいことは気にならなくなるかもしれません。

 

物が多すぎて足の踏み場もない汚屋敷の住人と自覚しているレベルの方の中は処理能力を遥かに超えている理想をお持ち……つまり理想が高い人が少なくないかもしれません。

 

そうだ、子どもにセーターを編んであげたくて取ってあるんだった。(理想の母親像?)

これは、子どもと一緒に学ぼうと思って買った教材だった。(賢い子になってもらいたい)

そうだ、これはウエスにしようと思って取ってあった服だった。(地球や財布に優しいエコな私でいたい)

家計簿つけたいからレシートも取ってあるんだった。(お金の管理もバッチリな私でいたい)

これはメルカリで売ろうとしていたものだった。(節約上手な私でいたい)

これは、間違えて捨てたくないから、あとで一つ一つ確認しようと思って置いておいた服をまとめて入れてある袋だった。

子どもといつか一緒に工作がしたくてとってあるんだった。

旅行に行った時のパンフレット、あとで思い出として整理しようと思っていたけど、時間がなくてそのままだった。

アイロンかけようと思って置きっぱなしの服。

後でまとめようと溜めたクラスだより……。

ここまで読むだけでは、よくあることですが量が凄くてドアや窓を開けられないくらいになっているケースもあります。

 

過去の思い出だらけ。

未来でやりたいことだらけ。

そういう思いの積み重ねで、物だらけ。

今、この瞬間はどこを見てますか?

 

今、幸せだなあと感じることで、こだわりや執着が薄れてきませんか?

 

貴方自身や貴方の周りの人に笑顔はありますか?

お顔を見てほしいです。

声を聞いてほしいです。

お子さんの楽しそうな表情を最近見ましたか?

 

物が地層のように積もり積もって、寝る場所の確保も大変なくらいの方は、物に囲まれすぎて家族の様子が見えにくいです。

お子さんは足を伸ばして眠れていますか?

 

寝る場所や、食べる場所確保が困難な状況下での子育ては、虐待、ネグレクトになり得ます。

そこまでいかなかったとしても、将来AC、アダルトチルドレンとなり生きづらさを抱えた大人になりやすいです。

もしかしたら貴方自身の生きづらさが、子どもに受け継がれているかも。

 

いわゆるゴミ屋敷のような家では、安心して過ごせません。自分の親には、ゆとりがないのだろうなと想像し、何か悩み等があっても相談するのを遠慮したり諦めたりしてしまうかもしれません。

皿を洗う気力もなくペットボトルのゴミを捨てる体力や気力もなさそうな人に悩み事を話してもな……と親を頼らず、一人で抱えてしまうかもしれません。

学校で友達と仲良くしたら、「今度〇〇ちゃんちで遊びたい」と言われると困るから、なるべく仲良くしないでおこうと孤立を深めるかもしれません。

 

こうして人との関係に、適切に頼れないと、人以外のところで依存症になりやすいそうです。

 

頼れないから頑張り続けるために、エナジードリンクを飲み続けてカフェイン中毒、辛い思いをお酒で紛らわせてアルコール依存、買い物をして紛らわせて買い物依存等。生きづらさを紛らわせようとするのです。

 

「助けてほしい」と言えない人たちが病みやすいのです。

 

なるべく自分でできることは自分でしたほうがよいがよいけれど、苦手なこと、大変なとき、人に頼っていいんです。

お互い様です。

 

助け合って生きていくのが当たり前です。

 

お顔を見て会話を楽しんだり、笑い合ったりするのには、まず安心して過ごせる場所が必要です。

「助けて」を言いやすい安心できる環境が必要です。

 

親がイライラしてばかり、元気がない、ゆとりなさそう、両親の不和、不潔な環境、などは「助けて」を言いにくくしてしまいます。

 

イライラする時は大体、理想と現実がかけ離れている時です。

理想を思い切って下げてみませんか。

理想に関しても欲張りすぎず、足るを知る。

荷物が減れば、心が軽くなり、フットワークも軽くなり、遠回りなようで実は近道、理想に近づきやすくなるかもしれません。

なんでもできる人なんていません。

そんなに色々やる時間は作れません。

物で埋もれているお部屋が教えてくれていると思いませんか。

完璧な人はいません。

 

優先順位は何ですか?

 

みんながニコニコしていられる部屋づくりの応援をさせてくださいね。

時が経てば自然にできるようになるのか

植物は時期を知っています。

そろそろ芽を出すとき。

花の咲かせ時。

葉を落とす時。


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人間はどうでしょうね。

 

大人になれば自然と家事ができるようになるものでしょうか。

それはなさそうです。

勿論できる人もいますが。

 

人間だけは「捨てる」とか「時期に合わせる」というのが難しいのかもしれません。

 

でも、人間にもサイクルはあるはず。

 

サイズアウト、使わない物、使えないもの、さっさと手放して楽になりましょう。

自然の流れに従いましょう。

 

老いては子に従え

 

子どもの言うことに耳を傾けましょう。

(傾けてくれ! 義父ょ(笑))

 

今日も良い1日をお過ごしください。(^o^)

 

ライブは生モノ。

ワンオク初参戦しました。

東京ドーム2日目、最高でしたよ。

ドームは音響があまりよくないと聞くけど、Takaが聞こえているか気にしてくれた座席にいましたが、全然問題なかったです。

もっと音響のよい施設ならどんななんだ!?

やはり数日後に軽い筋肉痛になっておりました。

腕を上げ続けましたからね、

普段使われていない背中の筋肉などもがんばりました。


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撮影許可出ました。

すごい盛り上がりでした。

ドームは満席。

英語の歌詞だろうがなんだろうが、皆さん歌えるのも感心。一体感半端なし。

ここまで皆が腕を上げ続け、バラードで静かにするとき以外は声を出して一緒に歌い続けるライブってなかなかないんじゃないか?

とにかく皆さん元気、パワフル。

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Takaが確か「ライブは生モノ」と言っていましたが、本当にそうですね。毎回その場でしか味わえない、全く同じにはなりようがない。そもそも英語のliveは自動詞も他動詞も副詞も好き!(謎)

 

ライブに限らず、作家さんの作品を手にしながらコミュニケーションを取りダイレクトに作家さんから買うのも好き。

先日近くで開催されたクラフトフェアでそう感じました。

ネット等のおかげで現地に足を運ばなくても買い物できたり、ライブの様子を見られたりする時代ですが、やはり「直接」「実際」「現場」のよさもあります。

その場にいないと分からない空気感、良さ。

 

片付けもお客様と一緒に進める現場が一番楽しいです。

現場でご一緒に片付けるのが一番はやく進みます。(*^^*)