楽になる片付け

自分を大切にするためのお片付け、手伝います。

現場レポート

前回、数年前に伺った時は「一つも捨てたくないけどリサイクルに出すなら、この部屋からなくしてもよい」というスタンスだったO君。

中学生になっていました。

「リサイクルって嘘なんだよ。

本当は燃やしてるんだ。」と話してくれました。

 

確かに西アフリカで売れなかったら、そこら辺の地面に捨てられ、衣類が海に流れてしまっている映像等を私も見たことがあります。

視野、広がりましたね。(^^)

「紙なんかはリサイクルされてそうじゃない?」

「燃やされているとしても、いつかは誰かが処分することになる。早いか遅いか。キレイに過ごしたいなら今がいいよね?」

なんて話ながら開始しました。(^^)

 

Oくんの素晴らしいところ

その1 空気の淀みなどに敏感

 

その2 最初に取り組まなければならない全体量を把握する

 

その3 勉強を沢山してきたし、これからもする気満々

    「受験が終わったら、どっさり捨てている友達が何人かいたけれど、僕は全然捨てたいと思わない。」o君

その4 人の話に耳を傾けられる

    

その5 自分の頭で考えられる

 

その6  自分は自分。皆は皆でよいと思っている。

 

その7 ノーを言える

 

その8 分類好き

 

その9 記憶力がよい

 

その10 言葉遣いが丁寧

 

その11 素直

 

その12 いろんな角度から考えられる

 

その13 口を動かしながら手や目も動かせる。話しながら作業できる。

 

その14 効率的な作業方法を考えている。

    (「もう小学校4年生以下の教科書と問題集は要らないです」と途中から発案されました。)

 

まだまだ書けそうですが、1日一緒に片付けただけで 

良いところ沢山見つけられます。

 

皆は皆、自分は自分でよいというスタンス

素晴らしいです。

きっと、ご家族が彼の話をよく肯定的に聴いているからなのでしょう。

親だからといって自分達の思い通りにコントロールしようとしてこなかったから。

安心して彼が意見を言える温かい家庭だから、

なんだろうな。

 

私との会話の中でこんな言葉も出ました。

O君「そうとは限らない。」

私「SOURCEはどこ?」

「sourceって何?」なんて聞き返されませんでした。

我が娘なら、その単語を知らなさそう。

情報を鵜呑みにせず、普段から自分の頭でしっかり考えているように見受けられました。考えてみれば、

自分の意見を持ちつつ、他人の意見にも耳を傾けられるからこそ

片付けを今までも今回も進めることができるのでしょう。

 

絶対と決めつけないO君

アイスの棒が出てきて「これ捨てていい?」と大石アドバイザー

あたり🎯と棒に書かれていないか確認するOくん。

「誰だ?食べたの、」

「チョコだから妹だな。」

 

「Oくんはチョコのアイスはあまり食べないだけで、食べることもあるんでしょ?」

「Oくんが捨て忘れたゴミかもよ!」 と私。

Oくん、「確かに自分かもしれない」と思っていて微笑んでいるように見えました。

素直でかわいい(笑)

「絶対はない」と、きっと分かっていますね。

 

I(アイ)メッセージ 掛ける2

「ご両親としては小学生時の問題集などはもう不要とお考えですか?」と私がO君の前でご両親にお尋ねしたところ、ご両親は、

「むしろ小学校のときの問題集などは全て処分して、我々は君に新たな一歩をふみだしてもらいたいと願っている。✨✨」

と仰っいました。

 

か、か、カッコいい。

 

我々だか、私達だか忘れましたが、夫婦の意見が完全に一致していてカッコいい!

 

夫婦で意見が違うと子どもは戸惑うこともありますからね。

 

私(英語でIアイ)はこう思う、という伝え方をよくアイメッセージといいますが、Iが2つで強力な愛メッセージとして響きましたわ、私に(^o^)。

O君もウィー(we)と了解した風に見えました。

自分は自分の決定をするけど、お父さんとお母さんはそう思ってるんだね、ウィー(了解)という表情に見えました。

 

選別し、収納後に掃除機をかけるO君。

「問題出して当たったらこれ捨てるわあ」

私、もちろん正解でしたよ!((笑)

「ちょっと待って、俺こんなにポケモンパン食べたってこと?((笑)」

O君と会話をしながらのお片付け(口を動かしつつ手も動かせています)とても楽しい。 数年前と比べて、やはり賢くなってるなあ~、色々なこと知っているんだなあと感心の連続でした。

 

今回も私はご子息担当でしたが、ご子女とも昼休みに沢山お話できて楽しかったです。

お手紙ももらって大切にしています。

 

節目に声をかけていただけて、この上なく幸せです。ありがたや。

またいつの日かお会い出来たら嬉しいな。

健康体のまま長生きできるよう、がんばりたい。!(^^)!