楽になる片付け

自分を大切にするためのお片付け、手伝います。

着物の収納

今日は終戦記念日ですね。

戦争でお亡くなりになられた数多くの皆様のご冥福をお祈りいたします。

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私の祖父母はもう他界しておりまして、もっと沢山戦時中の話を聴いておけばよかったと今頃になって思います。祖父母からは直接聴けませんが、知り合ったお年寄りの方からは機会があればお話しを伺うようにしています。

 

 

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今の日本では物が多くてお困りの方が多く、数十年前は物が無くて困っていたということが嘘みたいに感じられます。

私の祖母は煮炊きに使う薪等、燃やすものさえなく大工さんに大鋸屑をいただいていたそうです。叔父は空腹に耐えられず青い梅(生では毒ですよね?)をそのまま食べて大変なことになったり、父は空腹でスズメを捕獲して食べたり…ほんの数十年前の話とは思えません。

今は食品ロスが問題となっている時代なのに…。

 

戦争映画やドラマで着物を食糧に換えるシーンをよく見ますが、現在は着物を食糧に換えることもできず収納に困っている方が多いですね。

 

女優の浅田美代子さんは最愛のお母様が亡くなられた際に、悲しくて何も整理できなかったそうです。

そこで着物の処分を樹木希林さんが手伝ってくれたと何かで聞いたことがあります。

「これはこっち」「それはこっち」と着物を仕分けし、

浅田さんが着られる着物は残し、残りは呉服屋さんを呼んで着物を処分してくれたり、「これとこれは富士フイルムのCMで着させてもらうわ」とCMで着てくれたり、「こうやって着物も生きていくのよ」と教えてくださったそうです。

 

着物に詳しくて始末上手な樹木希林さんのようなお友達がいればいいですね。