子どもの物は子どもの部屋(空間)で管理できるように片付けると、子どもは自分で自分の物を管理するようになります。
また、効率よく家事をこなせるようになり、親の自由時間が増えます。
自由時間が増えたら何をしたいですか?
何をするのが好きですか?
親が子どものことに一生懸命になり過ぎず、自分の人生を生きようとすることで、子どももまた自分の人生を生きようと思うのではないでしょうか。
過保護、過干渉な子育てが続くと子どもの側は
●親の期待に応えられなかったときに自分には価値がないと思ってしまう。
●鬱・不安症・いい子症候群になりやすい
●自分の人生を生きることを諦める
●自分が何をしたいのか分からない
というリスクが高まるようです。
下記は「NHKガッテン2019年夏号」、安藤和津さんと立川志の輔さんの対談より
安藤さんはこのように仰っています。
(子ども達に)「生きることが楽しい」と思えるように育ってほしかった。
というのも、自分がそうではなかったからなんです。
私が育ったのは、モノを欲しがる前に、すでにそのモノがある、ご飯を「おかわり」という前にお盆が差し出されるような、豊かで恵まれた環境でした。ですから、自分から「何がしたい」とか、「がんばって手に入れてうれしい」という経験をしてこなかったんです。
放置(ネグレクト)は虐待ですが、過保護・過干渉もまた子供にとって弊害になり得ます。
植物が水不足でも水を上げ過ぎても枯れてしまうのと似ています。
先回りして子どもの伸ばす芽を摘まないようにしたいですね。
自分で自分の物の管理をしやすい片付け方法にしますと、過干渉、過保護を予防できますよ。(^_-)-☆。