12月3日(月)のYahoo!ニュースで読売新聞の記事を読みました。
子どもの貧困対策として、厚生労働省は、各地で実施されている無料の学習支援事業を来年度から拡大し、家庭での片づけや規則正しい食事など、暮らしぶりの改善にも踏み込んだ支援に対して補助をする方針を決めた。生活習慣に問題があると子どもが勉強に集中できず、学力向上につながらないケースがあるためだ。
と書かれていました。この記事に寄せられたコメント数は、(今 私がブログを書いている時点で)450件有りました。記事を読んだ後、一番下までスクロールするとコメントを読めます。
記事によりますと無料で学習支援をしても生活に乱れがあると勉強に集中できず効果が上がらない、と困窮者対策を議論する厚生労働省の専門家会議で指摘が相次いでいたそうです。
片付いていないと、
●いざ勉強しようとしてもプリントがない、教科書がない、消しゴムがない…と探してばかりで集中しづらいでしょう。
●掃除が大変。アレルギー症状が出て集中しづらいのかもしれません。
誰だって痒かったり、鼻炎だったりしたら集中しづらいです。
●食事を作るのも面倒になり、食事らしい食事を摂ることにつながらないかもしれません。保育園や学校では給食後の午後からは落ち着きがあるなんてことも…。
●友達と遊ぶと「今度はあなたのうちで遊びたい」と言われる。
毎回断るのが嫌で ひきこもりにがちになる。
●家が汚くて居心地が悪く、夜でも外をウロウロして危ない目に遭遇しやすい。
色々なことを想像できます。
勉強面に限らず
しわ寄せはいつも弱者(子ども)に向かいます。
貧困の連鎖を断ち切るには、教育支援だけではなく、子どもの生活支援も重要な課題なのでしょう。
親が経済的に裕福でも両親揃っていても家庭での片付けは大切です。
子どものためにも片付けましょう!。