楽になる片付け

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本で床は抜けるのか

今週のお題「読書の秋」 (はてなブログの「今週のお題」というものに参加してみます。(^^) )

 

本で床は抜けるのか

西牟田靖 著 (本の雑誌社)を読みました。

「本で床が抜ける」不安に襲われた著者は、解決策を求めて真剣に取材をされています。

「本と床」「本と人・生活」について 考えさせられました。

 

約180万冊が落下したという震災時の国立国会図書館東京本館書庫の写真…印象的でした。

 

重たく角のある本は時に凶器となるそうです。地震により崩れた本でドアが開かなくなり、逃げるのに時間がかかることも…。

 

私にとって一番印象的だったところは

「本来なら空いているはずの空間が、他人に浸食されていく日々をもう二度と味わいたくない。他人の荷物で使える場所が使えないということに耐え続ける日々というのは、慣れはするが、知らず知らずに心理的疲労が蓄積していくのだ」(p.60 9~11行目)

 

友人と一緒に暮らして、こんな気持ちになったことのある著者ですが、妻の気持ちを顧みず本を溜めまくった結果、妻との関係が…。( ノД`)シクシク…

 

私も本は好きですが、

生活空間を圧迫するほど本を持ち、一緒に住んでいる人に迷惑をかけたくないですね。

別居をしていても、遺された親族は処分に大変な労力を使っているのが分かりました。

単に床抜けや自分ひとりの問題ではなく家族を巻き込みます。

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私は本は食べ物と同じように捉えています。

読み終わったら、私の栄養になっているので役目は果たしたと…。

キーワードや役に立ちそうな情報はインプットされただろうと信じて、次の本を迎えるために読んだ本は処分します。

自分にとってバイブルのような重要な本は勿論、持ち続けていますよ。(^^)

研究者や作家…沢山の資料が必要な職業の方たちは特に大変だと思いますが、重要な本が多すぎて生活空間を圧迫している方は、家族の気持ちを考えないと…ですね。

皆様は どうされていますか?