前回のルームメイクから8か月後のルームメイクにて、
O君はなんと!「捨てる」という言葉を使って、頑張って結構処分しました。
「Oから「捨てる」という言葉を聞けるなんて、嬉しくて涙が出る」とO君のお母様(=Tさん)が仰いました。
大袈裟な表現ではなく本当にそうなのだと感じました。
なぜなら、O君と前回一緒に片付けていてO君の記憶力に驚いたからです。
捨てたがらないだけでなく、記憶力がよいのです。
「ミニオンズはあと5体あるはず。どらえもんはあと3体あるはず。」
しかもそれが当たっている。
O君には「フェイドアウトして時間が経っても忘れているな~捨てても大丈夫そうだな~」という方法は通用しないはずです。
妹のYちゃんは、自分では要らない物も、「兄にも聞いてみないと分からない」と兄思いでした。今までのパターンから処分となると大変そうと予想がついていた可能性も考えられます。
Tさんの普段のご苦労が垣間見える言葉でした。
O君とYちゃん 二人が通っていた幼稚園はダイナミックな作品を作る幼稚園で保管場所の確保が大変そうかな?と思ったのですが、O君が前回よりも処分を大幅に頑張れたこと、Tさんご夫妻の行動力、大石美弥子アドバイザーの段取りの良さとで、無事に収めることができました。
O君「次はいつ来る?」と聞いてくれました。
つまり来てもOKということで、片付けを嫌いではなくなっているように見えました。!(^^)
しっかり者の妹のYちゃん、低年齢なのに長時間頑張り続けました。
(なぜか毎田暖乃さんをテレビで見かけるたびに、Yちゃんのことを思い出します。)
お二人とも、朝から夕方まで休憩しながらも片付け続けて尊敬しました。
受け答えもしっかりされていました。
将来が楽しみです。
お片付けの現場に2度伺っただけですが、8カ月後には大きな成長が見られて感動しました。
「折り合いをつける」ということは良好な人間関係をつくるのに必要な要素の1つだと私は思っています。
片付けることは自分の中で折り合いをつけることと言っても過言ではないかもしれません。
部屋が物で溢れて快適に過ごせなくなってしまうので、全ての物は取っておけない。
ならば、何かを処分しなければならない。
どれを処分するか選択。
片付けることは、きっと「折り合いをつける練習」にもなっています。
今回もまた学びの多い現場でした。
ありがとうございました。
お部屋の様子は
でご覧くださいませ。(^_-)-☆